スピーキングとリスニング特化の授業をやってみてる その2 Long Story Listening / Cross-Cultural Listening

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カリキュラムが変更になると、「なくなってしまう」科目もある。
学校独自で設定している科目がそうだ。
で、今年、私がその「今年で終わり、消えてしまう」科目を担当している。
しかも、私一人ですべてをもっている。

と、いうわけで、その科目ではけっこう独自に授業を展開しているわけだ。
そのうちのひとつ「実用英語演習」でやっていることをご紹介。

「実用」の名前からわかるように、けっこうこれまでは英検とかの問題をやっていた選択科目なのだが、今年これを思いっきり変えた。
けっこう珍しい「リスニング」「スピーキング」に全振り、という科目に。

この授業は、3つのパートからなっている。
1、「エイカイワ」
2、Long Story Listening / Cross-Cultural Listening
3、My own Opinion

このエントリでは、Long Story Listening / Cross-Cultural Listening について書く。

家でリスニング練習する生徒はほんとうに少数であるのが現実でして。
なので、このパートはリスニング全振りである。
Long Story ListeningとCross-Cultural Listeningは交互に行う。

Long Story Listening
使用するのは、NHKラジオ講座から“Enjoy Simple English”
「ゆっくりした簡単な、だが長い会話」
ある程度の長さの英文を聞き続ける「体力」/英語を聞いてメモを取る練習 が主目的。

流れ:
ハンドアウトを配布。半分がメモ欄になっている。

4分半の音声を聞き続け、生徒はメモを取り続ける

ここで本文の内容に関わる3つの質問を黒板に書く。生徒は自分がとったメモを使って解答。

ペアで確認後、スクリプトを使いつつ再度音声を聞き、答えを確認。

センター試験のリスニング、第3問を意識している。

Cross-Cultural Listening
使用するのは、広島大学が作成している“Hiroshima University’s English Podcast”より、「文化警察24時」
これは、各国の文化を取り上げた番組で、スクリプトとMP3が利用できる。
「速さのある、少しむずかしい短い会話」
各国の文化を少しだけ知り、異文化についての知識を得る/Long Story Listeningより速いスピードにも慣れる が主目的。

流れ:
ハンドアウトを配布。単語欄・メモ欄・質問欄の3つの部分でできている。

まずは会話の中で使われる少しむずかしい語を黒板に書く。生徒は単語欄に書き写す。
その後一回発音練習。

さらに、内容に関する質問を日本語で2つ板書。

会話を二度聞き、答えを探す。

ペアで確認後、スクリプトを使いつつ再度音声を聞き、答えを確認。

ちなみに音声はフレーズごとに区切ってあるところではなく、ひとまとまりになっているほうを使っている。

センターの過去問を延々やってもよかったのだが、「内容の統一感」がなかったので…
しかし、家で英語を聞いてメモを取る練習をしたり、英会話の番組を聴いたりする子はあまりいないので、
強制的にこうやって授業でやっていくのである。

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