(思考整理)

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あのいきなりの全国一斉休校も、振り返れば5か月くらい前になった。
全国/都道府県レベルでの学校一斉休業も最早ない。
てか、もう授業日数的に授業に使える代替日はほぼほぼない(なお、4,5月の一斉休校を贖うために、9日の土曜日勤務が増えている)
大学はまだしも、もう小中高は基本的には「これからは出たところだけ休校」ってことになるだろう。「しばらくは」
けれど、それもまた不思議なことだ。
3月の一斉休校の時、それをする理由として言われたのが「だって、子どもは新型コロナウイルスにかかっても無症状が多くてひろげるっぽいから…」
じゃあ今はなんやねん、という気持ちだ。
感染者数が大阪府でたった数名で大騒ぎしていたあの頃と、今と、どっちが状況はひどい?
まともな卒業式入学式体育祭文化祭を、そして何より授業と学校生活を奪われた子どもたちからしても、納得いかないのではないか。

私個人としては、まだ危機感が強い。
今度冬に新型コロナが大流行し、強制的に地域一斉レベルで休校になったとしたら?
府知事が「オンライン授業ができるように大号令をかけた」と発言したからには、今度は「絶対に」オンライン授業ができなくてはならないのだ。
けれど、6月の分散登校を経て、マスクと強制換気ありで学校生活が復活して。
「毎日生徒と学校で会える、普通に授業できる」状況になると、一時期は熱が入っていたオンライン授業技法についてのモチベーションも、ガタガタと先生たち皆が失っていった。
本当に怖いのは、「よくそういうのがわからない人が、リモートワークになると孤立してしまう」こと。
そうしたら助けてあげるのがとてもしんどくなる。Zoomで教えるって言ったって、誰もが使えるわけじゃない。
だいたいそういうのにアレルギーがあるから、ネットでの授業とかにも手が出ないのだから。

だから、今のうちに、
まだ私や同僚が普通に学校に出勤し、わからない人がわかる人に気軽に聞ける状況にあるうちに、
私は動かなければいけない。
杞憂が杞憂で済めば、一番それがいいのだが。

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