桐原書店コミュニケーション英語Ⅰ教科書PRO-VISION Lesson 3の後の追加授業考えてみた

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今回のハンドアウト(*˘◯˘*)↓
https://drive.google.com/file/d/0B0kcpAZiVMyLZUJCUENmckxUT1k/view?usp=sharing

期末テストが終わると、みんな待ちわびた短縮授業がやって来る!
だが、この短縮授業期間中の授業回数は、まあだいたい夏休みまでに2回か3回、少ないクラスだと1回しかない。
こういう場合、コミュニケーション英語のように、「まとまった話を読んでいく」というタイプの教科書だと、テストが終わったからと言ってすぐ次のレッスンには…ちょっと入りにくい。
だって、みんなすぐハンドアウトなくすし、オーラルイントロダクションしても、夏休みに入ったら内容根こそぎ忘れられるし…
というわけで、短縮授業期間中は、普段はあまりできない投げ込み教材レッスンなんかをやったりします。
今年のはコレ! Lesson3 “The Sky’s only the Limit”関連で。
このお話の中に、「その当時女性はマラソンに参加できなかった、だからキャサリンはあえて名前を”K.V.Switzer”と書いて男か女かわからんようにしてランナー登録した」という部分が出てきます。
では、現代ではどうか?
タイムリーなことに、「男女が名前を入れ替えて仕事したら?」というブログ記事を見つけたので、それを使って教材にして見ました。

こちらのブログ記事ですー
A Man and Woman Switched Names at Work for a Week. Here’s How Clients Treated Them Differently
男女が名前を入れ替えて1週間仕事をしてみた結果

本文を4つのパートにわける

4人1組のグループをつくり、それぞれ別のパートを読む

一定時間後、パート担当者(パート1を読んだ子、パート2を読んだ子…)ごとに集まり、話を確認

グループに戻り、各自90秒で自分のパートの内容をグループメンバーに説明する

○この教材の狙い
・初見の、Authenticな英語の文章を自力で読む経験をさせる
・設問に頼らず、話の内容を理解し、伝える訓練
(キーワード穴埋め問題とかがあると、意味がわからなくても埋めれてしまったりする)
・「現代の」ブログ記事を読ませることで、今も確実にある男女差別に気づかせ、さらに「自分たちはどうか?」と考えさせるきっかけとする

各自が読むパートはそれぞれ100語程度と、そこまで負担は重くありません。
しかし、英語が苦手なスローラーナーたちもいるわけなので、
各自読みの後にいきなりグループ内で発表させず、
「同じパートを読んだ子同士が集まって内容を確認」する時間を入れることにより、
彼らが自分の答えを修正する…つまりは「苦手な子も恥をかかない」ようにくふうしています。

キャサリンが走ってるビデオ見つけた〜

ちなみに、これは今年のキャサリンさんのニュース…

ボストン・マラソン初の公式女性ランナー、50年後も完走
1st woman to officially run Boston Marathon does it again, 50 years later

マジパネェ、キャサリンさん( ゚Д゚)

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