受信と情報の整理と

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今のジャパンの英語教育で気になっている点:
ディベートとかのめちゃくちゃ高度なことを母語でない言葉でいきなりやらせようとする (国語科社会科などでそういうことを母語で頻繁に行って慣れていない状態で)
これはかなり高度な「発信」技術が必要なわけだけど、そこに至るまでの道って結構すごく遠い気がする…
「受信」と「情報の整理」が軽視されつつあるように感じてしまうのだ。

後者は、最近結構気になっている。
何だっけ?何かのテレビで見たっけ、「用意されたスピーチはすらすら言えるけど、見ている人から質問されたり、話し合いはできない子が多い」みたいなのを見たことある気がする。
そして、それは私の授業をしての実感でも同じように思える。
これは、相手の言いたいことを受け止めて、整理し、その論点を理解し、返事を構築して返答する…という流れのどこかに支障があるわけで。

例えば、リスニング練習とかでも、
「正しいものを次の選択肢から選べ」だけではなく(これだと適当なキーワードだけでもあたってしまう)、
「キーワードをメモし、話をきちんと整理し、再構築する」ような、「受信能力」「情報の整理」に磨きをかけるような練習。
そういうのをいっぱいやっていかないといけないんじゃないかなあ…

そんなことを、思う次第です_(:3 」∠)_

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