2020→2021
今年はとんでもない年だった。
生まれて初めてだ、「家で」授業するなんて。
在宅勤務なんて、(自主研修でもないのに)私の職業であり得るなんて思ってもみなかった。
だが、未だ新型コロナウイルス騒ぎは収まらない。
今日大晦日12月31日、東京では新規感染者の数が一気に1000人越え、1300人を超えたという…
感染拡大傾向は止まらない。
“With”コロナって言葉は死ぬほど嫌い。
こんなもんと一緒になんか暮らしたくない。
人類は必ずこの疾病を克服するし、そうでないとならない。
子どもが走り回るにもマスクつけてなきゃいけない世界なんて、私はいらない。
だから、私は”With”コロナって言葉を全力で拒否する。
けれど、この新型コロナ騒ぎで、学校のICT化は一気に進んだ。
大阪府立学校でも数校「だけ」が(ICTの研究校)入れていたG suite for Educationが、一斉に全校に入った。
それから半年、勤務校では授業以外に学校行事、日常に普通にそれがある世界になった。
果たしてこんな状況にならなければ、こんなに急速にICT化が進んだだろうか?
今の環境は、もともと個人的に「ICTと教育」を研究していた私にはありがたい変化なのだけれど…
(何せ7年前、「授業を動画にして生徒が家で見れるようにして、授業では別の発展的活動をしたい!」と私は提案して、却下されているのだ)
だけど、これを「怪我の功名」とは呼びたくない。
やっぱり、このコロナ騒ぎで、世界は不幸になってしまったから。
私は私のやれることをやる。
来年こそは、人類がこの病を踏み躙ってくれることを期待している。