私はアホだから素直に疑問を持つ

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私はアホだから素直に疑問を持つ

アクティブラーニングアクティブラーニング、ってすごいみんないうんだけど、
ここ30年あたり…少なくとも、知識偏重型の現代化カリキュラムから「自ら考え正しく判断できる児童生徒の育成」を目指して作られた昭和52-53年度改定の学習指導要領のころから、
「生徒はとにかくたくさんの知識をつめこんで」ってのとはお別れしてきたんじゃないんだろうか(*´◯`*)?
少なくとも、このあたり20~30年の間に教員やってる人間で、「とにかく生徒は知識をつめこんでればいい!」と思ってるひとって少数派じゃないだろうか?
生徒は授業聞いてりゃいい、受け身でいいって思ってたひとって少数派じゃないだろうか?
「生徒が自発的に、能動的に参加していって、成果を挙げる授業」がすばらしい、それを目指すべきだ…
そう思ってるヒトが大半じゃないだろうか?

なら、「それまでの30年くらい」の間に、全国各地で行われていた実践の中で、
生徒が能動的にがんばれた実践がなかったかといえば、それはちがうだろう。
特に、私は「英語科」の教員だから、英語科の授業スタイルが学習指導要領の変遷にしたがって、すでにコミュニケーション活動重視になっているのを身をもって知っている(私だけ、とかいうんじゃなくて、全般的に…特に中学校)

指導要領は平成元年、そして平成10-11年改訂されている
それぞれ、その影響を受け、授業はどう変わったのだろう?
そして、それの「何」がダメだったから、よくなかったから、授業を変えるのか?

みんながいう「アクティブラーニング」っていうのは、まったく新しいものなのか?
それとも、グループ活動にそういう名前を新しくつけることなのか?

私はアホだから素直に疑問を持つ
そして答えを探しに研究会に行ったり本を読んだりする

まだ、答えは出ていない。
私の奥底まで、納得させる答えは出ていない。
知りたいのはやり方じゃない。それは常に教員が学んでいくものだ。
学ぶことを自らできないなら、教員なんて職業、やめるしかなくなっちまうからな。
私が納得いっていないのは、次の疑問が解消されないから…
今までの授業がどうであり、そして今までのと何を違えるのか、何故違えるのか、ということだ。

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