無題

Pocket

私たち「教師」は、生徒が「保護者(親)」以外に最も身近に目にする「大人」だ。
では、その「大人」たちは、「幸せ」だろうか?

仕事ばっかりに忙殺されて、なのに肝心の生徒に向き合う時間が取れず。
夜遅くまで働いて、仕事以外の趣味どころか、生活や健康さえ危うい。
そして、何より…「生きていて、楽しくなさそう」だ。

もし、そんなふうに、生徒の目に私たちが映っていたなら。
生徒たちは、「大人」になることを忌避するようになるのではないだろうか?

私はそんなの嫌だ。
仕事だって効率を考え計画を立てて、大事なことをちゃんと回したい。
その上で早めに帰って体力を温存して、シュミに時間を使いたい。
自分の好き放題に遊びたい。
日本のいろんな場所に行きたい、いろんな英語教育のセミナーや学会、研究会に行きたい。
ただでさえ自分の人生長くないと思ってるんだ、先なんて無尽蔵にあるわけねぇんだ。

「大人」になるのは、決して辛いことばかりじゃない。
金を稼げ、いろんな遊びができるよ、と。
「あの先生、いろんなところへ行ったり趣味のことやったりで楽しそうやなあ」
「仕事も遊びもいっぱいできるなら、大人も面白そうやなあ」
そう生徒には思ってほしい。

「大人」が「楽しんでいる」姿を、もっと私たちは見せていってもいいのでは…と、私は思う。
(もちろん、「仕事を必要分はしっかりやる」は当たり前だ…
それができないなら、給料泥棒の穀潰しになってしまう)
また、その「楽しみ」は、仕事で踏みにじられ傷ついた私たち自身の精神をも救ってくれる。
私はそれを身をもって知っている。
結構きつい環境の勤務校にいた時、私の心を立ち直らせてくれたものは、
休日のたっぷりとした睡眠、稼いだお金で買う漫画やゲーム、趣味の集まり、それに旅行だった。
まあ、これは今も変わってないけれど…(*^◯^*)

閑話休題!

とりあえず今日は、侍JAPANの映画「あの日、侍がいたグラウンド」を見に行ったんだ!
今週しか映画館で見られないとあって、夜遅い回だけどお客さんいっぱい!
WBCに挑む侍JAPANの等身大の姿を見ることができて、とてもグッときたんだ( ;∀;)
やがてアメリカにもその名をとどろかすだろう「日本の四番」ベイスターズの筒香選手。
負傷しチームを離れたイーグルスの嶋選手に代わり、急遽キャッチャーとしてチーム入りし活躍したジャイアンツの小林選手。
大舞台でも、いつも通りに飄々としていたバファローズのクローザー・平野選手。
そして…いつも明るく、チームのムードメーカーとして仲間を励まし、みんなを鼓舞し続けてきた…ホークスの「マッチ」こと、松田選手。
常に声を張り上げて。前向きな姿を見せていた彼だからこそ…この映画の最後でのシーン、その表情がとても胸を打ちました
次のWBC…次こそは世界一を奪い取れ、侍JAPAN!(*;◯;*)

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA